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  • Takahashi

情報収集する、勉強する

海外とのビジネスに英語は必須ですが、いまどきはgoogle翻訳の精度も上がったので、かなり使えるようになってきました。日本語を入れて、変換した英文をそのまま使うのはムリがありますが、英語の長文を入れてざっと日本語で意味を取るには十分です。


ビジネス英語も交渉、催促、クレームなど場面に応じて言いたいことは限られているので、ネット検索でなんとかなります。冠詞や前置詞をいちいち調べるので時間はかかりますが、一度書いたメールはちょっと直せばほかの人にも使い回せるのでだんだん早くなります。


困るのは、WhatsAppなどで相手から突然電話がかかってくること。心の準備ができていないし、アフリカ人の英語は聞き取りにくい上に名前の発音も難しいので、誰だかわからず「番号を間違えてますよ」と言ってしまったことも。でも意思の疎通が取れて、通じ合ったと思える瞬間もあって、そんなときは嬉しいものです。そういうことが、海外ビジネスの楽しみです。

公的機関で中小企業の海外進出を奨励しているところでは、無料で情報収集や勉強ができる機会も多くあります。


ただし、明確な目的意識を持って参加しないとなかなかものにはなりません。あちこちのセミナーに参加して、そのことに満足して、いつまでも "勉強中" の人たちもたくさん見ました。


それで本人が楽しいなら、いいのかもしれませんが、まずは一歩踏み出すこと。やってみないと分からないことはたくさんあります。


わたしは20年以上前に航空代理店に勤務して、輸出営業部で北米向けの航空貨物を扱った経験があります。でも、貿易は輸出と輸入では全然違うし、相手国によってルールも様々。大きな企業でその一部を担うのと、ひとりで全ての工程をやるのは違います。なので、多少の専門用語を知っていたこと以外、アフリカからの小口輸入に役立つことはあまりありませんでした。

そこで、公的機関の国際ビジネス相談を利用しました。無料で個別相談ができるのは、JETRO、mipro、横浜ではIDECなど地方自治体がやってるところ。


JETRO本部に行くのは敷居が高いかもしれませんが、各地に事務所もあります。その際、具体的なビジネスプランや相談内容を提示することがポイントです。


左の漫画の主人公アフロも公的機関へ相談に行くも、都会の一等地にどお~んと建ってる "魔王の城" が怖くて入れず。


日本人が怖くて外国人と交渉できますか。

この漫画は、その "魔王の城" で無料配布されていました。



何度か通って、この人は本気だとわかると、あちらも親身になって一緒に考えてくれたり、こんな情報があったよと連絡してくれたりします。


多くの人にアドバイスしてもらい、協力してもらってこその海外ビジネスです。ふだんの生活ではできない経験をして、出会わない人に出会う楽しさがなかったら、こんな面倒くさいことやっていられません。



やったこと:

1. いろいろな人に相談する

2. 目的を決めて勉強する

3. 公的機関を利用する



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