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④ マラウイを知っていますか
Photo by Sachiko Hara
マラウイという国を知らない方も多いと思います。わたしもそうでした。
MAP:http://mjk.ac/22XnmG
ミケカも日本の夏はつらいと言っていたので、熱帯とはいえ湿度も低いため、高地などではしのぎやすいようです。
国家予算の1/4を支援が占めている貧しい国で、労働人口の約9割が農業に従事。観光にも力を入れ始めていますが、草食獣が多く、マラウイ湖のほかにはこれといったウリがないため、ケニアやタンザニアなどのようにサファリツアーで外貨獲得とはいかないようです。
問題となっている病気は栄養失調とHIV。成人の10%がHIV陽性ともいわれており、幼年での結婚や妊婦の死亡率が高いことも課題となっています。
これまで内戦を起こしたことがない温厚な国民性で、「アフリカの温かい心」(Warm Heart of Africa)と呼ばれています。援助慣れしてしまい、主体的な立場でビジネスを起こすという発想はあまりないようです。
資源の少ない国の数少ない鉱山も、わずかな金で権利を中国やオーストラリアの企業に売るなどして、自国には利益が出ないようになってしまっています。
こういうところでのビジネスは難しそうですね。JICAやNPOなどが入っても、なかなか取り組みが定着していないようです。
アフリカの東南部の内陸国で、日本の北海道と九州を合わせたくらいの広さです。
そのうちの1/5はマラウイ湖というとても深い湖が占めています。
アフリカ東部を縦断する地殻の割れ目、大地溝帯(だいちこうたい)の南端部に位置します。
人口は約1,800万人。
東京都が1,360万人なので、意外と多いですね。
GDPは147位/194ヵ国ながら、人口密度は51位/
188ヵ国と高めです。
(ちなみに1位はマカオ、日本は24位)
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